可視化の重要性

金持ちになりたい、成功したいという夢は観念的すぎてどうやって達成したらいいのかよくわかりません。金持ちになりたいのなら具体的に年収2000万円とか、成功したいなら具体的に弁護士になりたいとか、夢をもう少し具体的にしていかないといけません。

夢がある程度具体的な目標として定まったのなら、今度はそれに向けて具体的なアクションを起こしましょう。まずはどうやったら夢が叶うのかを考えていきます。掃除のところで書きましたが、年収500万円の人が年収2000万円を目指しても、漠然としすぎて何をやったらいいかわからないのが現実です。まずあなたが夢を具体的に定めたのなら、次にやることはタスクの可視化です。

まず曖昧模糊であるあなたの観念的な「夢」の抽象性を下げる事から始めます。多くのコーチングの自己啓発の本には、いまより次元をあげろとか、抽象性をあげて俯瞰しろとか書いてあります。これは多くの人に不向きです。次元をあげて俯瞰出来るような人はコーチングなど必要ありません。むしろ夢が観念的(夢の抽象性が高い)であると、実際には何をしたらいいのか、わからなくなってきます。抽象性を下げて具体性をあげる事の方が重要なのです。

つまり「家を掃除する」では観念的過ぎてわかりにくいですが、「キッチンの床をこの雑巾で拭く」という具体的なことであれば誰にでもできます。この雑巾で拭くというような事を「タスク」と言います。掃除のことについては前章をご覧ください。

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コーチがタスクの抽象性をあげて、全体像を把握させることはコーチングには不可欠なのですが、目的の抽象性を下げてタスクを作っていくことはあなたにでもできます。家を掃除するなら、水回りを掃除する→お風呂を掃除する→風呂釜を洗う→風呂釜を雑巾で拭く・・・といったようにタスクを分解して、もうこれ以上分解できないところまで分解します。「タスク」とはここでは「しなければいけないこと」です。

水回りの掃除だけでも、多くのタスクが出来てきます。この「水回りを掃除するタスク」を1つの「プロジェクト」として考えると、このプロジェクトには、①キッチン(台所の掃除)、②バス(お風呂の掃除)、③洗面(洗面所の掃除)、④トイレ(トイレの掃除)・・・という4つのタスクが存在します。この4つのタスクのそれぞれのタスクにも、それぞれその下の階層のタスク(サブタスク)が存在します。具体的に言うと、②バスであれば、1.お風呂場の床の掃除、2.風呂釜の掃除、3.蛇口の掃除、4.排水溝の掃除、5.お風呂場の壁の掃除・・・等々です。これらのタスクは「バス(お風呂掃除)」というタスクの「サブタスク」になります。こうやって行くとサブタスクにはさらにサブタスクがあり、もう分解できなくなるところまで分解する必要があります。

掃除の手順

あまり詳しく書くと、混乱を招くのですが、掃除についてでも、お金持ちになるという夢も、具体的にやることは一緒です。それを自分でやるか、お金を払ってコーチにやってもらうかはあなた次第です。

この最小単位にまでタスクに分解して、何をすべきなのかを認識することが、私がいうところの可視化です。

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